2011年10月02日
信ずれば成る
先週西原倫理法人会のモーニングセミナーで講話をした時、友人の石原エミさんが娘さんと一緒に参加されていました。
彼女は車がないので知り合いの方に会場まで送ってもらっていました。
彼女が美空ひばりのファンであるということは私は以前から知っていましたが、私も美空ひばりのファンであるということは彼女はその日に知ったのでした。
そのこともあって、帰りは私が家まで送りましょうということになりました。
出会いって不思議だなぁと思うことがこれから起こるのです。
一度にたくさんの事が起こったので今日はそのうちの一つを書きます。
戦後焼け野原になったのは日本の国土だけでなく、人の心もメチャクチャになっていました。
そんな時一人の天才少女が現れ、その歌声は人の心に勇気をくれたのでした。
美空ひばりです。
石原エミさんも勇気づけられた一人でした。
彼女はその美空ひばりの歌碑を建てたいと思いました。
すると、神様が彼女の夢の中に現れて、建てる場所を示してくれたというのです。
そういうことを信じない人も多いと思いますが、私にはそれが本当のことだと直感的にわかりました。
那覇市の「がじゃんびら公園」の海の見える丘の上だと示され、早速市役所に行って手続きをとるのですが、当然のことながら許可がおりません。
そんなことは初めから予測していた彼女は、その公園の隣にアパートを借りて住み、毎日その公園の中や周りを掃除し始めたのです。
バーベキュウをやった後のゴミ、わざと割ったと思われる多くの酒のビン、犬の糞・・・
絶対に目標を達成させようと思ったらどんな壁が立ちはだかろうと、とことんやる事なんだと教えられました。
一月が立ち市役所へ行くのですがまたダメでした。それでもエミさんは諦めません。
自分の夢・目標の達成を信じてまたコツコツと清掃を始めます。
「飼い犬の糞は持ち帰りましょう」とか「ゴミはゴミ箱に」など自分でボードを買ってきてペンキで書きます。
それでもしばらくするとその看板に落書きされたり、捨てられていたり・・・悲しくなるけど、心が折れそうになるけど諦めない。
二ヶ月が立ち、市役所へいきましたが、また断られます。
「私神様の夢を見た」で終わってしまうのが普通だと思うのですが、「神様は私にいたずらをしているのかなぁ?」と疑ったこともあった、と聞いた時、この人は夢に現れた神様の存在をただの偶然の夢だったとは思わなかったんだ!
信じるって、これなんだ!とこれまでの自分の「信念」という概念との違いを見せつけられました。
とにかく実現するまでやり続けるのでした。
三ヶ月目に実現したのです。公共の公園内に個人の願いである歌碑が建立されたのでした。

「信ずれば成り憂えれば崩れる」をわかっているつもりでいましたが、石原エミさんから教えられました、本当の信じるということを。

家まで送ってあげるつもりが、結局多くを頂くこととなりました。
あの時、美空ひばりの話をしなかったなら・・・
家まで送ってあげようと言わなかったなら・・・
潜在意識はいろんな働きでその人をかくある方向へ導いているんだなぁと気づくのでした。
Posted by 喜納康光 at 19:01│Comments(0)
│潜在意識で夢実現