潜在意識が脳内で化学変化して沖縄伝統芸能文化を取得

喜納康光

2011年11月21日 10:42

私は東京の短大を卒業した後、5年ほどアメリカに留学していました。ちょうど映画「カラテキッド」が大ヒットしている頃です。



周りは、私が沖繩出身であることを知ると、当然空手が出来るものと思っていました。が、私は空手どころか沖縄の文化はサッパリわかりませんでした。

沖繩の文化を学び、身に付けておくべき事の大切さをその時に痛く感じたのです。

そして、いつの間にか私の潜在意識にそのことがしっかりと刻まれていたのだという事を知ったのは、5か月前の6月7日でした。

沖繩タイムス主催の琉球古典音楽、三線の部新人賞に合格した時です。



沖繩の三線が弾けるようになりたい。琉球古典が弾けたらなんと素敵だろう!と思い続けていると、導かれるように師との出会いがありました。

言うまでもなくその素晴らしい師匠とのご縁が無ければ、この賞を手にすることは絶対にありませんでした。

潜在意識は、必要なら自分の肉体を越え、他人との縁も繋ぎ合わせてくれるのです。

稽古を始めてわずか3ヶ月で合格させきれる先生は、まずいないと思います。師玉城秀治先生の天才ぶりが発揮されました。そしてその恩恵を受けるご縁を得たのです。

絶対に合格する!と決意し、沖縄市から先生の道場那覇市まで朝・昼・夜と通い、そして先生も熱心に付き合って下さいました。

それだけの行動の前には、脳内で繰り広げられたある働きがあったことは間違いありません。

それは目には見えない「想い」とか「思考」とかが引き起こす不思議な現象です。

全くの0(ゼロ)から起こったこの現象が、脳内で化学反応を起こし、そして人生を造り上げていくから不思議です。

一昨日(11月19日)は、伝統芸能選考会・受賞式と祝賀会があり、大いに盛り上がりました。





もちろん次は優秀賞、最高賞と挑戦していきます。自分に与えられた心と脳の働きを上手に活用して!















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